主にパーチメント/ヴェラムによるリンプ装を製本する際の支持体、花布の芯、留め具に使用する目的で、トーイング革では少々硬さがあるため、油鞣しの「姫路白なめし革」を購入しました。種類は鹿と牛の2種類あり、鹿はあまり待たずに購入できるようです。
同革には鞣している?鞣していない?の議論があります。それは、同革は菜種油を皮に塗布して日に干すだけで、油鞣しのシャモア革のように油の酸化に好適な温度まで加温がなく、「鞣し」に必要とされるアルデヒドまで十分に油の分解が進まない。また、同革中の油脂の85%が遊離脂肪酸であり、菜種油の酸化物が皮線維と結合してコラーゲン線維との架橋結合には関与していない。とされています。


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