【お札と切手の博物館】平成27年度春の特集展「お札に見られる工芸官の技術」凹版彫刻作品展

 東京・王子にあるお札と切手の博物館にて【お札に見られる工芸官の技術】凹版彫刻作品展が下記の通り開催されます。

【期間】2015年4月21日(火)〜5月31日(日)
【時間】9:30〜17:00
【休館】月曜日(祝日の場合は翌平日)
【場所】お札と切手の博物館 2階展示室
【入場料】無料

 国立印刷局には、お札や諸証券の原版彫刻を担当する工芸官という専門職員がいます。お札の肖像部分には、凹版彫刻という特殊な方法が使われています。工芸官の技術と芸術性は、お札に偽造防止効果をもたらし、印刷局の歴史の中で、数多くの製品を生み出してきました。本展では、日々技術の研鑽(けんさん)に努めている工芸官の凹版彫刻作品を紹介し、その技術と特徴を解説します。今回展示するのは、工芸官の凹版習作のほか、印刷局の技術紹介のためにつくられた凹版美術作品、スーベニアカードなど、約50点です。また、会期中の土日祝日は、凹版印刷体験コーナーを設け、来館される方々に実際に凹版版面を印刷する原理を楽しみながら学んでいただけるような内容となっています。
 本展が、日本のお札を彫刻した工芸官、そして国立印刷局についてより理解を深めていただく機会になれば幸いです。(公式サイトから)