和歌山県立博物館において公益財団法人読売日本交響楽団(読響)から昨年12月に和歌山県へ寄託された南葵音楽文庫資料のうち特に貴重なベートーヴェンの自筆など約100点が展示されます。弊社で保存修復処置を担当させていただきました貴重書籍も本企画展にて展示される予定となっております。

【会期】2017年12月3日(日)~1月21日(日)
【会場】和歌山県立博物館 〒640-8137 和歌山市吹上1-4-14

南葵音楽文庫とは・・・

紀州徳川家第16代当主だった徳川頼貞(1892-1954)が東京麻布に建てたわが国初の音楽専用ホール「南葵楽堂」。そのなかに併設された音楽図書館が南葵音楽文庫の起源です。莫大な私財を投じたコレクションは、ベートーヴェンやリストなど大作曲家の自筆楽譜、貴重な初版本、特装本等を含み、戦後の追加購入分を含めると全体では2万点にのぼります。

本企画展に合わせて読響による公演も行われます。
・南葵音楽文庫寄託記念 読売日本交響楽団 和歌山特別公演
2017年12月6日(水)午後7時開演
指揮:川瀬賢太郎  ピアノ:仲道郁代
会場:和歌山県民文化会館
英国留学時代の師ネイラーが徳川頼貞に捧げた序曲《徳川頼貞》が97年ぶりに演奏される予定です。
問い合わせ:和歌山県民文化会館 073-436-1331

また、和歌山県立図書館においても次のような企画が予定されています。
・南葵音楽文庫閲覧室
12月3日(日)から開室
コレクションの一部は南葵音楽文庫閲覧室に開架で公開。「ニューグローヴ世界音楽大事典」(全20巻)や南葵音楽文庫の目録類を設置。閲覧室入り口の展示ケースでは関連資料を紹介します。12月3日のプレオープンに際し、記念演奏会、講演会を開催します(演奏:澤和樹ほか)。

・南葵ミニレクチャー
12月9日(土)から毎週土曜11時
南葵音楽文庫の資料や歴史にまつわる30分程度の音楽サロン。会場は南葵音楽文庫閲覧室。所蔵する貴重な本や珍しい楽譜の紹介もあります。ほかに定期講座を準備中。
問い合わせ:和歌山県立図書館 073-436-9500

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