慶應義塾にかかわりが深い三田の文人の初版本や自筆原稿などを集めたコレクション「三田文学ライブラリー」には、「探偵小説」と呼ばれていた作品を残した作家も多く含まれています。このジャンルに「推理小説」という新たな呼称を命名した木々高太郎、推理小説で直木賞を受賞した戸板康二が代表的な作家です。また、外国の探偵小説の翻訳を手掛けた黒岩涙香、詩人ながら推理小説も書いた佐藤春夫のように幅広く活躍した文人もいました。義塾ゆかりの文人による探偵小説、推理小説の作品を初版本や雑誌とともに、その時代背景や人物像もあわせて紹介します。(公式サイトより)

展示会場:図書館1階展示室
※一般の方(高校生以上)も見学可能(入場無料)
展示期間:5月10日(金)~6月1日(土)
※日曜・祝日休室
[開室時間 平日:9:00-18:20 土曜:9:00-16:50]
主な展示資料
<単行本>
『人生の阿呆』 木々高太郎著 1936年(直木賞受賞作)
『団十郎切腹事件』 戸板康二著 1960年(直木賞受賞作)
『ドグラ・マグラ : 幻魔怪奇探偵小説』 夢野久作著 1935年
『白晝の悪魔』原作アガサ・クリスティ ; 堀田善衛訳 1951年
『法廷の美人』原作ヒュー・コヌウエイ『後暗き日』黒岩涙香訳 1889年
『維納の殺人容疑者』 佐藤春夫纂述 1933年 ほか
<自筆原稿>
木々高太郎自筆原稿「よき成長を」(「推理小説論叢」1)1988年
戸板康二自筆原稿「木々高太郎氏の人と芸術」(「三田評論」695)1970年
<雑誌>
「脈」創刊号(正木不如丘編集)慶應義塾大學醫學部三四會文藝部 1924年 ほか


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