帝室博物館総長を務めた森鴎外(1862-1922)のトーハクでの仕事っぷりを紹介した展示です。

【期間】2018年5月15日~7月8日
【場所】本館15室

森林太郎(鷗外)は作家、軍医として著名ですが、最後の公職は国立博物館の前身である帝室博物館を統括する総長でした。大正6年(1917)末に帝室博物館総長に就任、翌年初めから本格的に仕事にかかり、同11年7月に在職のまま亡くなりました。作家としての鷗外に関する研究の中で、博物館総長時代の業績はある程度知られていましたが、最近の当館の調査で、公文書(館史資料)や書籍類から、新たに鷗外自身の筆跡が多数確認されました。あるものは公文書に書き込まれた指示であり、あるものは古典籍の題名の修正で、いずれもごく短い記述ですが、一つ一つの筆跡をたどってゆくと、そこからは博物館の責任者としての鷗外の職務への姿勢と執務の実態が見えてきます。

就任から100年が過ぎた今年、これら館内の各種資料に残る鷗外自身の筆跡を集め、自身の日記や書簡とも突き合せながら、亡くなる直前まで熱心に博物館の仕事に取り組んだ鷗外の姿をうかがいます。(公式サイトから)

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