脚本アーカイブズ・シンポジウム 脚本アーカイブズは「誰のため」「何のため」?-『記憶』を『記録』し、構想する

一般社団法人日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム主催のシンポジウムが下記のとおり開催されます。(事前申込必要)

日時 : 平成25年2月14日(木) 13時半~17時
場所 : 文部科学省(中央合同庁舎7号館東館)3階講堂

■第1部 基調講演
脚本・台本とは』 山田太一(脚本家・日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム代表理事)
脚本・台本とは、作家にとってどんなものなのか?魂を込めてセリフを紡ぐ作業について、名脚本家山田太一氏が語ります。

『文化リサイクル  ――“生産・消費”社会から、“循環再利用”社会へ』 吉見俊哉(東京大学副学長)
脚本をアーカイブ化することは、番組が制作され、視聴された歴史をアーカイブ化し、異なる文脈で再利用可能なものとしていくことである。文化資料のアーカイブについての新たな切り口に触れてみませんか?

第2部 パネルディスカッション
『脚本・台本は誰のもの――何のための脚本アーカイブズなのか』
司会 吉見俊哉(東京大学副学長)
パネリスト 今野勉(放送人の会・代表幹事)、福井健策(弁護士)
脚本のみならず、映像・音声が体系的にアーカイブ化され、再利用可能になれば、放送文化全体が生き返り、再構築される。
すべての関係者たちが意義を認める「脚本アーカイブズ」
そして、その延長線上にある「放送文化アーカイブ」
しかし、そこには権利処理という大きな壁が……
研究者、制作者そして法律家が集い、問題に切り込んでいきます。

●総合司会  中江有里 (女優・脚本家)

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