【書籍紹介】『紙のレンズがひらく古典籍・絵画の世界』江南和幸・佐藤悟・横井孝(新コディコロジー研究会)編

 江南和幸・佐藤悟・横井孝(新コディコロジー研究会)編『紙のレンズがひらく古典籍・絵画の世界』が勉誠出版より2023年11月に刊行されます。

以下、公式サイトより
「紙」は何を伝えているか―
古典籍や絵画、文書など、東アジアには紙を基底材とした文化財が数多く伝来している。
そこで使用される紙は、原料や加工処理により、さまざまな表情を残している。
これらの紙は、どのように作られ、選択され、流通したのか。
文学的・書誌学的・文献学的研究と、高性能デジタル顕微鏡観察や蛍光X線分析による非破壊科学的分析研究とを一体とした「新コディコロジー」により、紙そのものが持つ情報と、その背景にある歴史・社会・経済・政治といった文化状況までもが明らかになりつつある。
料紙研究の最先端を伝え、また、これからの課題をも提示する貴重な一冊。
掲載図版200点超!