市民向け古文書講座で講師を担当しました
先日、鹿嶋市教育委員会主催の「かしま古文書講座」にて、昨年に引き続き紙資料/紙作品修復についてお話しする機会をいただきました。
講義では、保存修復の基本的な考え方や修復を行う際の決まり事、修復に欠かせない和紙についてお話ししました。また、実習では和綴じと虫損直しを体験していただき、実際の修復作業の一端に触れていただきました。
修復は単に「きれいにする」ことではなく、資料の歴史や価値を尊重しながら、将来にわたって安全に活用できる状態へ導くための仕事です。その考え方や材料の特性について、少しでも身近に感じていただけていれば幸いです。
私自身にとっても、人にお伝えすることで知識や考え方を改めて整理し、見直すことのできる貴重な機会となりました。また、受講生の皆様の熱心に取り組まれる姿勢から、多くの刺激をいただきました。
ご参加いただいた皆様、そしてこのような貴重な機会を設けてくださった鹿嶋市教育委員会の皆様に、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

