2016-06-01 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 柿渋ボードをつくる ボール紙に厚手の和紙を貼り込み、柿渋を塗り重ねたものが柿渋ボードです。主に和装本の虫損直しの時に、渋紙(厚い和紙に柿渋を塗ったもの)のように下敷きとして使用します。今回は、少々大きめのもの(おおよそA2サイズ)が必要と […]
2016-05-25 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 少量脱酸の技術(2) 1940年代にウィリアム・バロウは、ラミネーション法と組み合わせて劣化資料の修復・保存処置として適用しましたそして処置済みの紙の劣化試験を繰り返し、脱酸が紙(酸性紙)の劣化を抑止することを確認し、またこの処置による資料 […]
2016-05-17 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 少量脱酸の技術(1) 弊社代表が1980年代に発行されていた『コデックス通信№11〜№14』にコデックス会の会員として発表していた「少量脱酸の技術(1)〜(3)」について、その技術的な方法は30年ほど経過した現在でもほとんど変わっていません […]
2016-04-18 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 和本に挿み込まれた「いちょう」の葉っぱ 和本、漢籍などを解体修理していると丁の内側(袋の中)などに「いちょう」の葉っぱが挿んであるのを見つけることがあります。遊び心としてなのか、呪術的な何かのためなのか・・・前々から気にはなっていたのですが、ようやく調べてみ […]
2016-04-04 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 資料の何をどう考えて、どう直すのか? 〜近代図書資料の保存修復を通して〜 弊社では伝世してきた姿に大きな価値を見出し、なるべくその姿に変更を加えずに利用の安全性と将来的な保存を担保することを目指して作業を行っております。本資料の場合も刊行から約70年の間に蓄積された様々な痕跡(=情報)を本資 […]