2021-12-20 / 最終更新日時 : 2021-12-20 cfid+ 書籍の修復 革の平漉き これから進めていく革装本の修復に使うため、40cm四方の革全体を0.5mmの厚さにする「平漉き」をお願いしていた革が仕上がってきました。この大きさの革をだいたい半分弱の厚さにするには手作業ではかなりの時間を要するため、 […]
2021-12-13 / 最終更新日時 : 2021-12-12 cfid+ 書籍の修復 アルフレッド・テニスン『Vivien』(ギュスターヴ・ドレ挿絵本)の修復 【タイトル】Vivien【著者】Alfred Tennyson【出版年】1877年 1877年に出版されたイギリスの詩人アルフレッド・テニスン(Alfred Tennyson 1809-1892)によるアーサー王伝説を […]
2021-11-15 / 最終更新日時 : 2021-11-13 cfid+ 書籍の修復 Washed copy(洗浄本) 慶應義塾大学名誉教授・高宮利行「余白の形態学」(藝文研究vol.51、1987年)を読むと「washed copy」という単語が出てきます。まとめると、18世紀末から19世紀初めにかけて、英国の有産貴族階級の間で貴重な […]
2021-10-25 / 最終更新日時 : 2021-10-24 cfid+ 書籍の修復 細密画の筆 最近読んだクリストファー・デ・ハメル著『中世の写本ができるまで』で細密画の筆について書かれている部分がありました。そこには「16世紀の教本には、肖像画のミニアチュールに適した筆の作り方が載っている。アーミン(オコジョ) […]
2021-10-18 / 最終更新日時 : 2021-10-17 cfid+ 書籍の修復 Prize binding/bookの修復 Prize binging/bookとは、17世紀にはフランス北部とオランダで始まっており、18世紀からはアイルランド(トリニティカレッジ)、1875年頃から第一次世界大戦(20世紀半ばとも)までイギリスでも採用された […]