2021-10-25 / 最終更新日時 : 2021-10-24 cfid+ 書籍の修復 細密画の筆 最近読んだクリストファー・デ・ハメル著『中世の写本ができるまで』で細密画の筆について書かれている部分がありました。そこには「16世紀の教本には、肖像画のミニアチュールに適した筆の作り方が載っている。アーミン(オコジョ) […]
2021-10-18 / 最終更新日時 : 2021-10-17 cfid+ 書籍の修復 Prize binding/bookの修復 Prize binging/bookとは、17世紀にはフランス北部とオランダで始まっており、18世紀からはアイルランド(トリニティカレッジ)、1875年頃から第一次世界大戦(20世紀半ばとも)までイギリスでも採用された […]
2021-10-07 / 最終更新日時 : 2021-10-06 cfid+ 展覧/講演会・読みもの情報 【書籍紹介】『西洋本草書の世界-ディオスコリデスからルネサンスへ-』 大槻真一郎著/澤元亙編『西洋本草書の世界-ディオスコリデスからルネサンスへ-』(八坂書房)が刊行されています。 ディオスコリデス~!写本挿絵を勉強していた頃が懐かしいです。ウィーン本からの引用が多いようですので、以下 […]
2021-09-30 / 最終更新日時 : 2021-09-25 cfid+ 書籍の修復 小口マーブル 小口にタイトルを記載してそれが見えるようにして書棚に納めていた時代を経て、背を見せて書棚に納めるようになり、小口には埃と光による劣化を防ぐために装飾(マーブル、金箔、パラ掛け、着色)を施すようになりました。 さて、手 […]
2021-09-22 / 最終更新日時 : 2021-09-18 cfid+ 明日のために(色々な試み) 細密画(ミニアチュール)を描く 以前、製作工程をご紹介したパーチメント(チュー皮紙)に細密画(ミニアチュール)を描いた記録です。 【製作工程】 1.パーチメントの表面を磨く1)コウイカの石灰質の甲:軽石:ダンマル樹脂=4:8:2の割合で混ぜて研磨剤を […]