2017-03-13 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 展覧/講演会・読みもの情報 今年は『和英語林集成』刊行から150年 ヘボン式ローマ字で有名なジェームス・カーティス・ヘボン(平文先生)が編集した日本で最初の和英辞書『和英語林集成』が1867年に刊行されてから今年で150年が経ちました。ちなみに、当初の辞書名は『和英詞林集成』だったよう […]
2017-03-09 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 およそ100年前のドイツの製本屋さん 1910年に刊行された半革装本の平の革部分にライプツィヒの製本屋さんの名前が空押しされていました。「Wilhelm Thömsgen」という名で検索してみましたが、どうやら現在は存在しないようです。
2017-02-25 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 展覧/講演会・読みもの情報 『書物と製本術 ルリユール/綴じの文化史』野村悠里著 製本関係の日本語の書籍としては『西洋製本図鑑』(雄松堂出版)以来でしょうか。本の文化をどのように継承するのか? 一枚の紙が折丁となり綴じられていく工程――ルリユールの源流を辿り、最も装飾が洗練されていた時代の職人の世界 […]
2017-02-21 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 およそ100年前の製本職人さんの痕跡 背革に貼られた芯紙から写真のような文字が見つかることがあります。カタカナで書かれたこれらの文字は各々の書籍の著者名であることが分かり、当時の製本職人さん達がどのように区別して作業していたのかが分かる貴重な日本の製本史の […]
2017-01-25 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 明日のために(色々な試み) 劣化する和紙 弊社で保管している産地、原料、製法の異なる和紙サンプルの中には、茶変色あるいはフォクシング等の明らかな劣化を示しているものもあります。(図1、2)これらに共通しているのは、煮熟と呼ばれる工程(原料の楮をアルカリ水溶液で […]