書籍(洋装、和装、図書資料、雑誌)、紙資料(文書、地図、図面、ポスター)、紙作品(版画、デッサン)などの保存修復処置および予防的保存処置

私どもの仕事 ~資料のアイデンティティを護る~

私どもの仕事は、書籍(洋装本・和装本・図書資料・雑誌)を中心として、文書・地図・図面・ポスターなどに代表される紙資料および版画やデッサンなどの紙作品の保存修復処置および予防的保存処置です。これらの書籍・紙資料・紙作品の何をどう残すか?私どもが考えるのは、対象資料・作品のあるべき姿(アイデンティティ)やその価値(現在・未来にわたる所蔵者・利用者・研究者のニーズ、その資料・作品のどのような情報に価値を求めているのか?)を十分に残すことができ、また発揮できる姿を見い出し、それを可能な限り実現するということです。
私どもは、この重要な局面での技術的・科学的・実践的なサポートを今日まで十数年にわたって行ってきております。特に書籍に対する処置実績はその種類・数ともに豊富であり、文化財保存修復学会で書籍に関して3件のポスター発表をこれまでに行っております。

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五文庫連携展示「特殊文庫の古典籍 -知の宝庫をめぐり珠玉の名品と出会う-」展

大東急記念文庫(五島美術館)、神奈川県立金沢文庫、東洋文庫ミュージアム、斯道文庫(慶應義塾大学)、静嘉堂文庫美術館の各館が連携して書物に関する展覧会を開催します。 ・五島美術館 「大東急記念文庫創立70周年記念特別展示」 …

ステープル綴じ(wire sewing)

1880年頃にドイツで始まったとされる綴じ技法で、各折丁をステープル(正確には針金)で背に貼られる布に内側から綴じ付けて固定していく方法です。 つまり、背に貼られる布が折丁同士を接続する「支持体」と同じ役割を担います。 …

ステープル綴じ01

「東京製本倶楽部20年、ルリユールのあゆみ」展

1999年に設立された東京製本倶楽部の20年のあゆみを展望する展覧会が下記のとおり開催されます。 今回の展覧会では、最新の現代ルリユール作品を展示するとともに、ルリユールの伝統的なスタイルが紹介される予定です。 【期間】 …

東京製本倶楽部20年、ルリユールのあゆみ(表)

綴じ糸の古色付け

以前掲載した記事ですが、実際に古色付けした糸としていない糸を茶変色した紙に置いて比較した写真を追加しました 以下、一部加筆の上で再掲です。 書籍の綴じ直しに使用している太さの異なる数種類の麻糸に矢車(やしゃ)で古色を付け …

02矢車(煮出し中)

【書籍紹介】紙が語る幕末出版史: 『開版指針』から解き明かす

白戸満喜子さん著『紙が語る幕末出版史: 『開版指針』から解き明かす』が昨年末に刊行されています。 書物の近代化は江戸時代からはじまっていた。 和紙から洋紙へ、和本から洋本へ。書物の形態が変化するとき、人は何を考え何を目指 …

紙が語る幕末出版史01
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