【法政大学市ヶ谷図書館】「児童雑誌 ~日本の児童文化の変遷~」展

法政大学市ヶ谷図書館が所蔵する児童雑誌コレクションが、9月下旬までの予定で同館正面ロビーにて展示されています。

以下、公式サイトより
 雑誌という言葉の起源はもともと倉庫を意味し、「知識の庫」の意のMagazineから洋学者の柳河春三が雑誌と呼ぶようになったといわれており、漢字圏でも日本独特の用語です。
 その柳河春三によって慶応3年(1867)に創刊された『西洋雑誌』は日本で最初の雑誌といわれています。
明治時代になり、様々な雑誌が創刊されていく中、児童を読者対象とした雑誌も創刊されました。掲載された作品の中には、児童文学の古典といわれる作品もあり、当時の多くの児童たちに愛読されました。掲載された内容には日清戦争後の好景気、大正デモクラシー、第2次世界大戦など、当時の世相の影響も見られます。
 本展示では明治・大正期に創刊され、多くの児童たちに愛読された『赤い鳥』、『少年世界』、『頴才新誌』をご紹介します。