2026-09-09 / 最終更新日時 : 2026-09-10 cfid+ 書籍の修復 修復現場を支える道具と職人の技術 馬毛の糊漉し。最近は職人さんの減少や馬毛の入手が難しいようで品薄状態だとか。 使っている虫損直し用の小刷毛も馬毛なのですが、使用する尻尾の中の方にある成長していない毛(駒毛だけど「熊毛」と言うらしい)を選別できる人がいな […]
2026-08-26 / 最終更新日時 : 2026-08-23 cfid+ 書籍の修復 洋装本修復で使用する支持体 写真は、洋装本の修復で支持体として使用する麻紐です。 洋装本には、かがり綴じや背バンド綴じなど、さまざまな製本構造があります。そのため修復では、それぞれの構造に適切に対応できるよう、撚り数の異なる麻紐を複数用意してい […]
2026-08-17 / 最終更新日時 : 2026-08-16 cfid+ 書籍の修復 本文紙に馴染む和紙を選ぶ 修復で使用する和紙は、資料や作品と自然に馴染み、本来の姿を損なわない最適な一枚を選ぶことが重要になります。 写真は、楮と三椏を50:50、30:70など、異なる配合比率で漉かれた手漉き和紙です。両者の配合を変えること […]
2026-08-10 / 最終更新日時 : 2026-08-09 cfid+ 書籍の修復 経年変化を読むー革装本修復における染色作業 革装本の修復では、「同じシリーズだから同じ色の革を使えばよい」というわけではありません。 長い年月の中で、革は保管環境や取り扱い等々の影響を受け、一冊ごとに異なる色へと変化していきます。たとえ同じ時期に製本され、同じ […]
2026-07-13 / 最終更新日時 : 2026-07-13 cfid+ 書籍の修復 綴じ糸の太さは、本ごとに決まる。 洋装本の綴じ直しに使う糸は、ただ元と同じ太さを選べばよいわけではありません。オリジナルを基準としながら、紙の質感や本の重さも等も考慮し、背が上がり過ぎず、必要な強度も確保できる糸を選びます。糸選びも修復の大切な工程です。