2010-09-06 / 最終更新日時 : 2020-05-31 cfid+ お知らせ 東北大学総合学術博物館ニュースレターから 東北大学総合学術博物館より発行されているニュースレターオムニヴィデンス最新号(№36)中で、同館助教小川知幸氏が「歴史資料のコンサベーション -漱石文庫の保存と修復について-」と題して弊社が2005年度より参加させて頂 […]
2010-09-02 / 最終更新日時 : 2020-05-31 cfid+ 書籍の修復 ヒンジ用の寒冷紗を裏打ちする 書籍修復においてヒンジ(表紙と中身の接続補強)として使用する寒冷紗の裏打ちを行う。市販されている裏打ち寒冷紗もあるが、私達が修復に使用するのには強度に多少の不安が残るため、機械漉き薄口楮和紙で自家製の裏打ち寒冷紗をある […]
2010-08-31 / 最終更新日時 : 2020-05-31 cfid+ 明日のために(色々な試み) インキュナブラの復元サンプルを制作する ⑦ 3.支持体の準備 トーイング革を和紙で裏打ちし、補強と形態安定を図る。4.綴じ フランス製の麻糸№12を使用。8の字を描くように運針を行い、空廻しを適当に入れることで隙間ができないようにする。
2010-08-24 / 最終更新日時 : 2020-05-31 cfid+ 明日のために(色々な試み) インキュナブラの復元サンプルを制作する ⑥ 今回から復元の過程をご紹介していきます。1.表紙板の加工 Szirmaiの研究結果を参考にブナ材を使用。小刀、彫刻刀などで支持体を固定するための溝を彫り、周縁部の加工(面取り)も行った。 2.折丁の準備 綴じ糸が通る部 […]
2010-08-16 / 最終更新日時 : 2020-05-31 cfid+ 書籍の修復 和装本の見返し紙を修理する 今日は、和装本の見返し紙の修理。補紙には、厚みの合う和紙を数ある中から探し出し(今回は土佐美栖紙)、違和感のない色に染色を施してから使用。