2017-02-21 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 およそ100年前の製本職人さんの痕跡 背革に貼られた芯紙から写真のような文字が見つかることがあります。カタカナで書かれたこれらの文字は各々の書籍の著者名であることが分かり、当時の製本職人さん達がどのように区別して作業していたのかが分かる貴重な日本の製本史の […]
2017-01-25 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 明日のために(色々な試み) 劣化する和紙 弊社で保管している産地、原料、製法の異なる和紙サンプルの中には、茶変色あるいはフォクシング等の明らかな劣化を示しているものもあります。(図1、2)これらに共通しているのは、煮熟と呼ばれる工程(原料の楮をアルカリ水溶液で […]
2016-12-27 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ お知らせ 『種の起源』の初版本 今夜テレビ東京で放送される「開運!なんでも鑑定団」に『種の起源』の初版本が出るようです。弊社にて5年ほど前に東北大学附属図書館が所蔵する『種の起源』初版本を修復させていただきましたが、こちらの本は寄贈者の先生が今から2 […]
2016-12-12 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 展覧/講演会・読みもの情報 【東洋文庫】アジア資料学研究シリーズ 2016年度 モリソンコレクション将来100周年記念―紙料調査の意義と課題コディコロジーの未来をみつめて―「紙」・「印刷」・「出版」を科学する 【日時】2017年1月27日(金)15:30-17:30、28日(土)9:30~15:00 […]
2016-12-07 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 背表紙の芯紙に使用された漉き返し紙 1800年代半ばにドイツで製本された書籍の解体中に背表紙(背革)の芯紙から文字や糸くず等を見つけました。このことだけからでは、分かることは非常に少ないですが、色々と想像させるこのような小さな発見も多くある楽しい仕事です […]