2011-10-24 / 最終更新日時 : 2020-05-30 cfid+ 書籍の修復 折記号/折丁記号 昭和初期(戦前)に刊行された雑誌の折丁背に印刷されている折記号。別紙の図版などを除いた折丁に「一折、二折、三折・・・・・九折」と印刷されていたり、折丁を「山」と表現して、写真のように「山七」などと印刷しているものもある […]
2011-08-18 / 最終更新日時 : 2020-05-30 cfid+ 書籍の修復 角布(裂)を付ける 角裂(かどぎれ)とは、洋装本でいう花布(はなぎれ)のようなもので、和装本の角を「まとめる」・「補強する」・「装飾」などといった製本上の役割を担うものとなります。角裂には、絓(しけ)と呼ばれる繭の上皮からとった節のある絓 […]
2011-07-22 / 最終更新日時 : 2020-05-30 cfid+ 書籍の修復 留め具用金具の加工 小口に取り付けられている真鍮製の留め具を製作する。①真鍮を焼いて強くする。②留め具の輪郭を描く。③切り抜いて、周囲をヤスリがけする。④穴をあける、折り曲げるなどの加工をする。⑤加工した真鍮を過酸化水素水に浸けて真鍮の油分 […]
2010-11-21 / 最終更新日時 : 2020-05-30 cfid+ 明日のために(色々な試み) 色々なリンクステッチを試す 今回は色々なリンクステッチの方法をご紹介いたします。洋装本の修復において、この方法を用いて部分的な綴じ直しや、全体を綴じ直すということを場合によっては行っております。 参考文献『The Archaeology of M […]
2010-11-11 / 最終更新日時 : 2020-05-30 cfid+ 書籍の修復 本(背バンド綴じ)の背に革を貼り込む 革漉き(10月19日の記事)を行った革を背バンド(背から突き出た背綴じ紐のふくらみ)綴じした本の背に貼り込みます。その際、突き出た背綴じ紐(=支持体)に革をきっちりと固着させる方法(本の年代にもよりますが)として、私ど […]