表紙ボードのジョイント部分を表裏の両面から和紙で挟んで再接続を図る方法です。
具体的には、まず見返しノド元に和紙を貼付し、先端を表紙ボード内側(見返し効き紙下)に貼り込んで固定する。その後、表側から表紙革と違和感のない色に染めた和紙を貼付し、最後に仕上げの補彩とアクリル樹脂(SC6000)などを塗布し表面の補強と質感調整を行う。

※和紙の特長である柔軟性と強靭性を書籍の中で最も動きのある部分で使用した方法。洋装本の構造と和紙の特長に対する理解があれば、突傷には弱い和紙を前面(広範囲)では使用せず、主に隠れた部分(接続用ヒンジなど)に限定した使用方法を採るべきでしょう。

 


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