【書籍紹介】南葵音楽文庫を良く知るための3冊が同時発売

 南葵音楽文庫とは、公益財団法人読売日本交響楽団が所蔵している西洋音楽関係資料のコレクションで、これらは紀州徳川家16代当主の徳川頼貞(1892-1954)が莫大な私財を投じて収集したものです。約2万点ある蔵書は、2016年から紀州徳川家発祥の地である和歌山県へ寄託され、全資料の保全・研究と同時に和歌山県立図書館および和歌山県立博物館において一般公開されています。

 この南葵音楽文庫を良く知るための書籍3冊が中央公論新社より3月23日に同時発売されます。

・和歌山県教育委員会編『紀州徳川400年 南葵音楽文庫案内』:文庫資料の紹介本。
オールカラー本文96ページ、3,000円(税抜)

・徳川頼貞『薈庭楽話(ワイテイガクワ)』:頼貞氏の随筆(私家版)の復刻。
本文384ページ、3,000円(税抜)

・喜多村進『徳川頼貞公の横顔』:南葵音楽文庫の司書による、頼貞氏に関する回想録。
本文200ページ、2,000円(税抜)

 3冊まとめてお買い求めください!

 ちなみに、弊社では2015年より南葵音楽文庫の貴重資料の修復作業を担当させていただいており、その一部の修復事例を弊社ウェブサイトに掲載しております。