2020-09-12 / 最終更新日時 : 2020-09-12 cfid+ 書籍の修復 貴重な書籍、資料へのふせん等の使用は要注意! 書籍の修復作業を行っていると「ふせん」が貼られている場合があります。ページの目印として、内容に関するメモ書きとして、あるいは所蔵者が閲覧利用時の注意書き(図版部分に「コピーの際は要注意!」等)として貼り付けている場合等 […]
2018-09-03 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 一足飛びにはいかない 写真は水性洗浄方法の一つブロッティング法(吸取法)によって、吸取紙に流れ出た本紙の汚れが徐々に少なくなっていく(左上から時計回り)様子です。この後、本紙に対しては脱酸性化処置を行って紙中の酸を中和し、アルカリ物質を紙に […]
2016-08-01 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 輪ゴムの劣化にはご注意を! 保存容器の底から見つかった劣化した輪ゴムです。資料に付着していなかったのは不幸中の幸いでした。資料を輪ゴムでまとめたまま保存容器に収納しているかも?という場合は、今すぐチェックを。
2016-06-14 / 最終更新日時 : 2020-05-23 cfid+ 書籍の修復 少量脱酸の技術(3) 以下に紹介する脱酸法に使用する物質は、炭酸水素マグネシウムの水溶液です。水酸化マグネシウムあるいは炭酸マグネシウムは水にほとんど溶けませんが、炭酸水にはMg(HCO3)2の形である程度溶解します。バロウの二槽式脱酸法等 […]
2016-05-25 / 最終更新日時 : 2025-06-21 cfid+ 書籍の修復 少量脱酸の技術(2) 1940年代にウィリアム・バロウは、ラミネーション法と組み合わせて劣化資料の修復・保存処置として適用しましたそして処置済みの紙の劣化試験を繰り返し、脱酸が紙(酸性紙)の劣化を抑止することを確認し、またこの処置による資料 […]