2014-12-24 / 最終更新日時 : 2020-05-26 cfid+ 書籍の修復 新規修復処置事例を近日公開予定です。 1640年にパリで刊行された西洋古典籍(モンテーニュ著『随想録』、個人蔵)です。
2014-11-27 / 最終更新日時 : 2020-05-26 cfid+ 書籍の修復 綴じ糸と蜜蝋 蜜蝋とは、ミツバチの巣を構成する蝋を精製したもので、特徴的な黄土色はミツバチが持ち運んだ花粉の色素の影響を受けているという。製本作業において糸綴じを行う際にこの蜜蝋が活躍する。綴じの作業を行う前にこの蜜蝋に綴じ糸を何回 […]
2014-06-17 / 最終更新日時 : 2020-05-27 cfid+ 書籍の修復 本文紙修復前の下準備 書籍の本文紙に生じた欠損、破損、折れなどを修復するにあたり、事前に補修紙や糊を準備する必要があります。補修紙には主に和紙を用い、本文紙に合わせた厚み・風合いの和紙を選択し、色味の調整(染色)を行います。写真は、破損の修 […]
2014-06-05 / 最終更新日時 : 2020-05-27 cfid+ 明日のために(色々な試み) サンプル資料の収集 弊社では展示会等への出店時に、お立ち寄りいただいたお客様に対して資料の損傷/劣化とそれに対する修復方法をご説明する際や、どのように修復するかを社内で検討する際のサンプル資料を常時収集しています。写真にある資料はここ最近 […]
2014-04-02 / 最終更新日時 : 2020-05-27 cfid+ 明日のために(色々な試み) ブックシューについて色々と考える チリ高が大きく中身(本文紙)の自重がある本(大型本やコート紙の本など)は、縦置きしているとその自らの重みで前小口側に中身が垂れ下がることにより、ジョイント部分や見返しノド元等に負荷がかかり、最終的にはそれらが切断される […]