修復作業のためにお預かりした専修大学図書館様ご所蔵ミシェル・ベルンシュタイン文庫資料の中に表装材として使用されたマーブル紙に文字が印刷された書物が見つかりました。

『Les actes des apotres : commencés le jour des morts, et finis le jour de la purification.』
(ベルンシュタイン文庫 Tome9008.10)
1789年発行のNo.1から1791年発行のNo.311分までを10冊に合冊、半革装とじつけ製本

文字を印刷したのが先か? マーブル模様を付けたのが先か?
なぜこのような表装材(いわゆる反故紙)を使用したのか?
印刷された文字の内容は本書の内容より後の時代のものだそうですが、何か深い意味が隠されているのか?
全10冊ある中で最終巻の本書だけがこのような装丁となっているのですが、10巻目の製作時には既にマーブル紙の在庫がなくなっていた?
等々、興味と疑問が尽きることがありません。

拡大画像を見てみるとマーブル模様を付けてから文字を印刷したようにも見えます(失敗したマーブル紙に試し刷り?)が、なかなか特定することは難しいです。

 

この記事を読んだ方は次の記事も読まれています