資料や作品の修復作業を行う前には、必ずその状態を記録する写真を撮影します。それは所蔵者のためということもありますが、修復作業中に貼り戻すべきものがあった場合にその位置を確認するときや書籍の場合には背の丸み具合がどの程度であったのかなどを今一度確認するようなときにも使用します。
また、修復前後の状態で所蔵者と認識の違いが万々が一あるような場合(そのような経験は一度もありませんが)の説明資料としても使用することができます。

ただ信じられない事例として、修復前よりも修復後の方が状態が悪くなったと所蔵者から言われるような仕事をしておきながら、修復前の状態写真は撮り忘れたと言ってのける修復業者もいるようなのでご注意を!

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