近々スエード革を使う予定があり、国内では仔牛スエード革が見つからなかったためイギリスからお取り寄せしました。現物が届くまで品質に少しの不安もありましたが、使えそうなものでひと安心です。

伝統的なスエード革とは・・・

仔牛、仔山羊等の小動物皮を明礬と植物タンニンのコンビ鞣しを行い、肉面を銓刀、軽石、金剛砂、炭化ケイ素(カーボランダム)等で起毛させた革のことを言います。

15~16世紀のデンマークでは、肉面を起毛した良質な手袋用革を製造していました。明礬あるいは硫酸アルミニウムと食塩を裸皮重量100kgに対してそれぞれ8kg、5.5kg、2kgの混合液で鞣してから、シダレヤナギの樹皮エキスで再鞣していました。スウェーデンでもデンマーク同様の革を製造していて、スエードは仏語の「suéde」に由来し、これはスウェーデン革を意味します。

ちなみに、ヌバックは銀面を起毛、ベロアは成牛革等の肉面を起毛させたものです。

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